もしも一年後、この世にいないとしたら。
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著者は、国立がん研究センターで精神腫瘍科(※)長として働いている、清水研さん。
(※)精神腫瘍医とは、がん患者さん専門の精神科医および心療内科医のこと。
清水さんは、3500人以上のがん患者さんと対話してきたそうで、その体験のなかで得た「死ぬときに後悔しない生き方」を伝えてくれる本です。
自分や大切な人が、いつ余命宣告されるかわからない。
今ある「普通」がどれだけありがたいものなのか、改めて実感できた気がします。
言葉にしてしまうとありきたりな感じになってしまうのが、悔しいですが
大切な人と過ごせる時間を大切にしよう。
そして、1回きりの人生、心のままに生きてみよう、と思える一冊でした。
以下、心に響いた言葉を記したいと思います。
「本当は皆、いつ何が起きるかわからない世界を生きている」
「人は死の直前になって、心のままに生きていないことに気付く」
「「こうでなくてはならない」という自分が「ありのまま」の自分を苦しめている」
「「こうあるべき」で生きると「何のために生きるか」がわからない」
「人生は一回きりの旅である」
「「普通の日の連続」が幸せ」
今、生きづらさを感じている人にオススメしたい本です^^